日々じわじわ余裕が削られてく。 悔しい筈なのに、熱が篭って堪んねぇの。声、匂い、指先、唇、舌。文字通り全身全霊で溢れんばかりの愛情注ぎ込んで、たっぷり誘惑してくる猫ちゃんが愛しくて。…ほんと、どこでそういうの覚えてくんだろうね。 尽くすのは好きだけど基本的に主導権は譲りたくないし、男としてのプライドも人並み以上に持ち合わせてるはず。そんなオレより一枚も二枚も上手なこの子の色気といったら。あーもう、離したくねぇ。望むモン全部あげるからさ、一生オレに囲われててよ。ね、お願い。
あれもこれも負け惜しみ。 猫呼ばわり、バレたら怒られんだろーなぁ。
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