僕等の愛しいbleuへ。 なんだかんだで3ヶ月目だな。 わりかしお前と過ごす時間が長ェから、日常に組み込まれちまって、お前が居ないとか全然想像出来ねェ。居ない時間帯には違和感が付き纏う。 電話とかするようになってホント、自然体のお前を知って、多分寝ぼけたオレも知られちまってて、それが嫌じゃねェのなんてすげェ事なんだぜ? 毎朝オレが起こしてキスを送って、毎夜キスを貰ってお前がオレを寝かせてくれる。 目覚ましと抱き枕でオレ等の世界は上手い事回ってんだって話。 あー話、逸れちまった。何が言いたいかって、お前が隣に居てくれる日常に感謝を。 Life isn't worth living without you in my life. You make me happy. You are a knockout me. de feu なんか、アレだ。勘違いされてるかも知れねーが、可愛いのはオレじゃなくてダイキ。確かにオレは不本意ながらネコっぽいかも知れねェ―――いや、納得はしてねェけどな。でもよ、夜の寝室で可愛いのも、オレの愛猫なのもアイツ。 つまりなんつーか、アレだ。オレの恋人はすっげェ可愛いけどオレ以外に見せる気なんざねェから、オレの事をネコだと思いたい奴は思ってろっつぅ独占欲丸出しが言いたかっただけだ。 de gris もう3ヶ月も立つんだな。毎日言葉を交わしているのに未だに、話し足りなくて。もっと、と強請ってしまうのは人間の欲深さ故か、お前に心臓を渡して仕舞った僕が強欲になりつつあるからなのか。 此処までは短いようで長い90日間という密度の濃い時間を過ごしてきたが、これから僕は忙しくなって、お前も忙しくなって、すれ違いも沢山あれば行き違いもあるだろう。 此処からは辛い道のりになるかも知れない。覚悟を決めなければいけない事も沢山ある。だが、僕はお前を手放してやる事はもう出来ない。 気を許した分、気が弛んだ。お前を傷つける事も無意識に幾度かして仕舞っていた。お前はその度に気丈に「大丈夫」と笑ってくれるが、それで良い訳がない。守るべきは僕じゃなくて、僕の最愛たるお前だ。 だから、もっと強くなるよ。全てを呑み込むにはまだ足りない度量ではあるが、お前の庇護に甘んじてばかりは居られない。 沢山状況は変わって仕舞ったが、変わらず僕に沢山のものをくれるお前に愛を。 これからも、お前と共に生きていく。 de rouge |