⊿1ヶ月記念日 日記が出来た頃から覗きはしていた。第一印象は、僕に少し似ているが危うさはなくその形態のまま機能的に完成した奴。 それで本棚に放り込んだ。 次は、お前の寝言の記事で、ああどうして此奴は他人の幸せばかりで自分が寂しいのには無頓着なんだろう。って心が少し痛くなったんだ。もし、僕が彼奴の傍に居られる人間なら、あんなに独りを悲しがる寂しがり屋をほうってはおかないのに。って、思って。 此奴と仲良くなりたいと思った。此奴の友人になって、甘えられる側の此奴が僕にくらいは甘えるようになれば良いと。 私信の高速な応酬も楽しかったし、ある日わざわざレシピのページを送ってくれた。 返信は兎に角急いで当たり障りない事を返したから、素っ気ないように見えたのも無理はない。本当は、打ち掛けの将棋を放り出してページジャンプして画面メモ。メールも保存した。漸く、仲良くなれた気がして、凄く嬉しかったんだろうね。 それから、まあ返信も続かず些細な遣り取りとなったまま私信を相変わらず打ち合いしていたんだが。 あの日、ノロの可能性があるのに、平気な筈だって自分に言い聞かせてるようで。ああ此奴馬鹿だと思って、メールした。 自分からメールを送る事が滅多にないチキンの僕が。 早く言葉を届けたくて、私信では遅いとメールを打った。あんな大して役にも立たず持っていた知識は、お前の役に立てたんだろうか。 ====⇒ |