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146.ネヘレニアの涙ひとつぶ(背)
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黒子テツヤ
2013/09/18(水) 22:51
後悔先に立たず、とはよく言ったものです。
後々になって、ああこうすればよかった、ああすればよかった、そんなことばかりを繰り返しています。
厭世観と楽天観は同一視としてとらえる、なんて論もありますが、どうやらボクのこころは一方方向にしか傾かない、きそくただしい天秤のようです。
壊れた天秤は修理をすればまた傾きますが、壊れていない天秤を壊すには、どうしたらいいんでしょうか。
難しいお話です。
水瓶からも、溢れだす水があるでしょう。
覆水盆に返らず、故事成語には身を切る言葉がたくさん詰まっています。
幾数年もまえの時代に生きた先人が、こうして今ボクが些細と悩んでいる悩みと同じことに心を痛めて、そうしてできたひとつひとつ。
そう思うと、心を切り裂く言葉たちがとてもいとおしくて、たまらなくなります。
それでもどうしてでしょう、涙がこぼれてしまうのは。
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