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146.ネヘレニアの涙ひとつぶ(背)
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8 :黒子テツヤ
2013/03/05(火) 22:13



(やさしいやさしい、ことばをたべて、いきるいきもの。)


沢山の言葉の渦に飲み込まれて溺れそうになりながら、ぶくぶくと水の中を歩いています。


それでもひとつひとつの言葉たちがふわりふわりと傍に舞い降りてくれるので、ボクは足を止めることなく真っ直ぐと歩いていけるのです。


柔らかい言葉たちがそばを通り過ぎていくのを見つめます。言葉が向かうその先は、きらきらとひかりがさしこみ輝いています。


その光をうらやましく思うこともあります。
それでも、もうボクには二度と降り注ぐことはない光だとわかっているので、ボクは水の中でぶくぶく、言葉たちが零す泡をたべていきていくのです。
しあわせな言葉たちを見ているのが、ボクを活かす糧になる。



この場所がすきです。まだ日は浅いけれど、この場所が好きです。
ひとつひとつの言葉たちが輝いて、時々ふらりと地に落ちて、それでもふわりと舞い上がり光の中へと還っていく、この場所が好きです。

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