#ご報告 恋人が、出来ました。 この人、オレのなンでよろしくでっす。 手ェ出したらタダじゃおきませン。 正直な話、オレはあの人と付き合えるなンて思ってなくて。好きだって気付いたタイミングがタイミングだったからしょうがないのかもしれないけど、オレ達の間に引かれた線から越えてしまったらもう隣に居れなくなるような気がしてた。 それでも、諦めきれないから、線を越えないように少しずつ少しずつ近付いて。あの人が不快に思わない距離はどのくらいなのか、何処まで踏み込んでいいのか、って必死になって模索したり。 …恋をする事に疲れてたオレが、こンな風に誰か一人の事で頭を悩ませるとは。最初はそンな事思ってた。 だけど、いつもオレの話を聞いてくれて、たまに軽口叩き合うけどそれでも最終的には笑ってくれるあの人が、欲しくて欲しくてしょうがなくなった。 ストレートな言葉も、向けてくれる優しさも笑顔も、男前な所も眠い時に可愛くなる所も。全部オレだけのモノにしたくて。 どうしようもなく、恋焦がれた。 人を好きになるってこンなに幸せだったンだって事を思い出させてくれたのが宮地サンでホントに良かった。アンタを好きになれて、オレは最高に幸せです。 名前を呼ばれる度に高鳴る胸も、「好き」って言われる度に溶けそうになる心臓も。全部宮地サンにあげる。 幸せすぎて泣きそうになるのはオレも一緒。 オレと出会ってくれて、オレを選んでくれて、ありがとうございます。 あー、ダメだ、文章纏まンねェや。 >とりあえず、 名前の無かった関係に、名前が付いた。 擽ってェけど、それだけで幸せ。 |