》002
あー…今年の抱負決めた。「アイツに愛想尽かされねぇようにする」。
つーのもなんだ、オレについて周りに言わせると、"仲良くなるにつれ第一印象と違い過ぎて笑える"らしーんだわ。テメーらふざけんなちょっとkwsk。
例えば募集やら応募ではクールで落ち着いてたりしても、二通目には丸くなってたり雰囲気が柔らかくなってたりすんだとよ。逆も然り。人懐こくわんこタイプかと思えばツン全開、とかな。自覚は…まァあるけどよ。なんなんだろーな。
▼▼▼
最早ついった状態なう。
暇だし一狩りしてくっか。次緊クエだっけなァ。
▼▼▼
「何故オレが作るものはシャバシャバしてしまうのだろう」
「ハ?なに?」
「肉じゃがなんかは特にシャバシャバだ」
「…あー…なんだ、…汁気が多くなるとか、か?」
「あぁ。あまりシャバシャバしたものは好みではないのだよ」
しらねーのだよ。つーかシャバシャバってなんだよシャバシャバシャバシャバうるせーよシャバり間。
▼▼▼
素朴な疑問。…アイツって日記見たりすンのか?こんだけ数ありゃそう簡単にはバレたりしねぇとは思うが…やべーな、結構どきどきするわ。
見付かったらオレの計画おじゃんだしな。見付かりませんよーに。
▼▼▼
返事こなくてつまんねーからもっかい狩りに出る。
▼▼▼
くそ、くしゃみ止まんねぇ…年々軽くなってたし今年は大丈夫かと思ってた矢先にコレか。花粉コノヤロウ。
誰の許可得てふわふわ飛び回ってんだよ滅べ。
》003
初日にしてまさかの三ページ目。アー…こりゃ駄目なパターンだわ。
だってオレ飽き性だし。こんなハイペースで書き続けられる訳ねーだろ。三日坊主どころか二日目にはもう飽きてるのが当たり前だからな、ヘタしたら一日もたねェし。
▼▼▼
今日のアイツ:リアルに泣けてくるくらい可愛かった
▼▼▼
【速報】枕にレモンティー溢した【誰か黄瀬の枕取ってこい】
…どーすンだよこれ。寝れねェじゃねえか。
オイさっさとあの駄犬の枕持ってきやがれ。今夜もオールだなんて方が問題だからな、今日はわんこので我慢してやるよ。はーヤダヤダ。
▼▼▼
コレ、アイツにやる為の日記なんだけどな…気付いたらオレのことしか書いてねェんだわ。
少し自重すっかー…
▼▼▼
昨日寝れなかった分しっかりがっつり寝る。おやすみマイちゃん。
》004
さすがに青峰っちばかりじゃ飽きるだろーなー、っていう純度シャラ%の優しさで出てきたオレが言いたいことはただ一つ。
口内炎痛くて起きるとか何事っスか。
▼▼▼
やっちゃった…無理して付き合わせてるんだとしたら、どうしよう…。あれはただの口実で、ほんとはもう終わりたかった、とか、…有り得る…有り得るんスけど…!
わあああごめんね!ごめんなさい!舞い上がってないで、オレも大人しくするっス…
▼▼▼
オレは自炊もばっちり出来ちゃうHSM(ハイスペックモデル!)なのに、シャバり間っちと桃っちからお裾分けというダブルパンチを喰らってる12時34分。…えっ、オレの昼飯これっスか?
▼▼▼
ね、今日もキミがだーいすき。すきすき。だいすき。優しいキミが大好きっス!
へへ、気持ち悪い?ウザい?キミに言われるなら、どんな言葉でも嬉しいっス!…なーんて言い方したら誤解されそうだけど、分かってるから大丈夫っスよ。これは友愛。
オレとキミはオトモダチ。大切な存在には変わりないんスけどね!
▼▼▼
メール来た!と思ったら違う人で、しかもなんか…宛先間違ってる…?どうしよ。
▼▼▼
まだかなーまだかなー。
メール嫌いな筆不精のくせに、キミからのメールはすごく待ち遠しい。
》005
青峰の姿じゃちょーっち恥ずかしいってことで、オレ参上!妄想力逞しいオレが考えた、「あの子にして欲しい&やりたいこと」を書きにきただけなんだけどなー。
もうさぁ、マジで可愛い奴なんだって。見たい?気になる?教えませーん!(かずぺろ)
そんなあの子とやってみたいこと、言うのはタダっしょ?よっしゃ、早速いってみよう!
▽おはよう、おやすみ、いってらっしゃい、おかえりを言わせて欲しい。
(在り来たりかもしんねーけどさ、もし遅くに帰って来た時、早く起きて朝練行く時。オレを起こしてでも言わせて欲しいんだよなァ…ちゃんと出迎えたいし、見送ってあげてーの!)
▽お迎えに行きたいのと、来て欲しい。
(オレがたまに行く茶室でさ、恋人サンがお迎えに来てくれんだよな。それ見てスゲー羨ましくなったっつー。ま、オレらは恋人同士でもないけどさーでもさー、別にそうじゃなくても迎えに行けて、来て貰えるくらい仲良くなりたいワケ。あの子茶室行くかわかんねーけど!)
▽一緒にお出掛けしたい。
(もうすぐ春ですねーってコトで、お散歩とかカフェ巡りとか花見とかとか!ぶはっ、超行きてー!完も出来るみたいだし、これはオレがお願い出来れば叶っちゃう?…頑張りまーっす)
…どれもこれもエゴの塊じゃーん。ま、取り敢えずはこんなもんかなァ。
多分増えたり減ったりするのだよ!
》006
「大切な人も出来たし、煙草はやめるよ」なんて笑いながらほざいてやがったアイツは、今頃何処で何してんだろうな。結局禁煙する前にどっか行っちまった、嘘吐きな野郎だった。
手前の隣にゃ今誰が居る?煙草は未だ吸ってンのか?甘やかすだけ甘やかしてほったらかしてんじゃねェのか?今となっちゃオレには関係ねーことだけどよ、前まで手前が居座ってたトコロ。
其処に残していきやがった香りを、温もりを、声を、捨てる。思い出も全部だ、もう思い出す事も無ェだろうよ。随分と長くちらついてたその背中は、忘れた。今度こそサヨナラってか、――なァ。
此れから其処は唯一人、アイツだけの為に空けときてェんだよ。