I love you for the rest of my life |
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愛を語る、なんてしたコトねーから慣れねェけどオレなりにマジメに伝えッから聞けよ。 テツヤにプロポーズしたのはいきなりだったよな。 疲れてた時に抱きしめたらそんなん全部フッ飛んで居心地よくて…もうオレはテツヤがいねーと生きていけねェって実感したとたん、なんにも準備できてねーのに思わず言っちまった。 結婚しようって。 何言ってんだって返されるの覚悟したけど、オマエはスゲー喜んでくれてオレも嬉しくて幸せだった。 髪も元に戻したのはオレなりのケジメだ。あの頃のオレとは違う、たった一人守れりゃそれでイイ。もちろんそれは黒子テツヤだ。 付き合う前、テツヤからの好意に気付いたのは途中からだな。初めは全然気付かなくって傷つけるコトスゲー言った。 オレはヤりたくなったらヤる相手捕まえて、告られたら何人だって付き合った。 なのに…テツヤから関係を続けようって言われた時にナゼか言っちまったんだよな、付き合ってるヤツがいるって。 覚えてるか?一時期テツヤから会いに来るコトが急に減った時があったよな。たんに忙しかっただけかもしんねーが、オレには気持ちを抑え込んで距離をおいていた気ィした。 オレはオレでテツヤに会えなくなるとガラにもなく寂しくなってテツヤしか考えらんなくなった。もう好きだったんだろーな。 その時決めた、もうオマエしか見ねェって。 気付けた分、なによりオレがテツヤを幸せにしてーッて思ってる。 一日に一回しか会いにいけなかったりすることも多いのに、テツヤは遅くまで待っててくれる。オレのせいで無茶してっこともきっと数えきれねーぐらい、あとオレは感情的になる方だから不安にさせるコトもスゲーあると思う。 だけど…オレの知らねートコで泣くな。 クソ、テレくせーな!二つぐれー文句言わせろ! 今までアイシテルなんて言葉は散々言ってきたクセにオマエにだとハズくて言えねーし、オマエ以外にヤる気も起きねーし、オレの人生オマエのせいでンっとにメチャクチャなんだよ! だからオレはもうテツヤ以外に考えられねェし、この先テツヤ以外と付き合う気もねェ。 オレについて来い。 あ、拒否権はねーからな! ッ、スゲー時間かけて考えたワリに全然まとまってねー気すっけど、ようは… 愛してる。 これからもよろしく、な。 オレ、灰崎祥吾は、黒子テツヤを妻とし 良き時も悪き時も 富める時も貧しき時も 病める時も健やかなる時も 死がふたりを分かつまで 愛を誓い テツヤを想い テツヤのみに添い 慈しみ貞節を守ることを 神聖なる婚約のもとに 誓います。 |