お帰りなさい |
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旦那様がこの日記帳へと来てくれたこと。 いつかはここが2人の場所になるようにと思って作ったこの場所への書き込みに『いらっしゃい』だと思ったので『お帰りなさい』をここに。 見つけた時はびっくりして少し時間がありませんでしたけど一生懸命綴ったであろう文章をゆっくりと読みました。 すぐに行かないといけなかったのに照れてしまって赤くなってしまって、ジワジワと嬉しくて涙が滲んできて結局人を待たせてしまいました。 恋人がいると聞かされたあの日…胸が痛くて、これ以上好きにならないようにと会う頻度を下げたの…バレてたんですね…。 抑えきれなくなって遠回しに言うまではひたすら隠していて上手く隠せていたと思っていたのに…やっぱりボクは隠し事も嘘もバスケ同様あまり上手くはないようです。 夜遅くまで起きているのはただ単に眠れないのもあるんですが…祥吾くんのその腕に包まれたい、声を聞いて目を伏せたら夢の中で祥吾くんに会えるかもしれない…そんな淡い期待とワガママからの行動なんです。 夢なんて滅多に見ないボクが、夢でも貴方に会いたいとそんな女の子のような事を考えるんです。 キミが喜ぶ事ならなんでもします。 跪いて足を舐めろと言うなら喜んで地面に這いつくばって恭しくその足を取って口付けましょう。 この目にキミ以外を写すなと言うなら喜んで外に出ることを辞めましょう。 いつも素直になれないボクですが、これくらいの事はキミの為に何の迷いもなくやれます。 重いと言いそうですが、それだけ尽くすつもりだという事です。 祥吾くんがあのタイトルのようにボクと一生を共にしてくれるなら、ボクの未来を全て貴方にあげます。 ……やっぱりボクは素直じゃないですね。 何が言いたいって…祥吾くんがここに来てくれた事が泣くほど嬉しかったって言いたかっただけです…。 これから此処でも宜しくお願いします。 |