宮地清志、 毎日喧嘩してたっつー話。 恋人にはならねェだろコレ。その割りにセックスもして睦言囁き合ってオレ等って一体ナニ、セフレ?アホかンな不安定な付き合いやってられっかオレは降りる。オマエと話すの好きだったけどな、バイバーイ。 ん、彼処に居る子マジ可愛い。ちょっくら引っ掛けてみっか。…別に、アイツとは付き合ってもねえし浮気じゃねえよ。イイだろ自分の幸せ掴みに行ったって。身嗜みは整ってるか、声の調子は?良し、台詞も決めた。後は【送信】だけ…―――って時にまたオマエからメール。何だよこのタイミング有り得ねェ!見てンじゃね何処かで! ……アー、仕方無ェ。ナンパは見送ってもうちょいオマエと居てみるか。 なんて思った矢先にまた喧嘩。 もうねェわ、轢く。撲殺する。今度こそ終いだぜ。じゃあな、元気で…――ハ?オマエ何言ってんの。好き?付き合えだ?…え?あ"ァ? 確かにオマエの事寝ても覚めても考えてたよ。挨拶は欠かしてねえし、フォルダも専用の作った。オマエと話す時間が何時も楽しくて嬉しくて、……ばっか、別に好きじゃねえよ調子乗ンな。好きじゃ、………まあ。別に。 うっせェな黙れ!付き合ってやるよ!クソッタレが! それからは変態発言をするアイツを毎日ぶん殴る日々に変わりました、マル。 喧嘩ップル上等。殺し合いしよーぜ、って話も出るくらいゾッコン。ゾッコンの使い方合ってるか? 〆 - 18 - |