溺愛カタルシス

んー、オレ何色使おう。黄色は見難いんだよな。この色、変？

お、良いンじゃないッスか？それか、オレがいつも使ってる色にします？
あ、でもそっちも見難いンかな…。

これ？どっちにしよう。迷うわ。お前が普段使っている色っつうのも、良いかもな。

ん、それ。見難くは無いみたいッスねー。…にやけた、とか。宮地サンが好きな方で良いと思いまっす。

にやけた、ってか？んじゃこれにする。
あ、後で詳細書くつもりだけど今日から一冊借りるから宜しく。

ん、了解でっす。
あ、オレからも！今日から宜しくお願いしまーす！

可愛いしか言ってない気がする。こんなに可愛いつってんの初めてかもしれねえ。高尾は本当に可愛い。

やっぱり言い過ぎだと思うんスよね…。でも宮地サンに言われて嫌じゃない自分。もー、ばか、すき。

オレも好き。
何か今日はあんまり眠くねえ気がする。少しは起きていられる、か？

やっべ、にやけが止まらない。
眠くないって珍しいッスね。大丈夫なら少し夜更かししたいな、なンて。

そうやって顔がにやけるお前も好き。
…たまにはお前のために夜更かしすんのも、悪くねえ。

…すげえだらしない顔してますよ？
へへ、嬉しい。でも明日の学校に支障が出ない程度に、ね。

オレに好きって言われて緩んでるんだろ。本当、可愛い。好き。
そこは大丈夫。たまには良いだろ、たまには、な？

恋人に言われて緩まない方が可笑しい。っ…、オレも好き。だいすき。
大丈夫なら良いんスけど。そうッスね、たまには。

だよな。…オレも今ゆるゆるでだらしねえし。
んじゃ、眠気限界のギリギリまでお前と話させろよ。

ふは、お揃いだ。
勿論、寝るまでの時間オレが貰うンで。とか言いつつ先に寝そうでどうしよう。

お揃い、多い。嬉しい。
余す所無く全部どーぞ。ま、そん時はそん時。お前と一緒にオレも寝る。

どんどん増えてきますよね。ホント嬉しい。
遠慮無く。ん、ありがと。眠くなったら言います。

…たかお、やらしい。

やらしいのは、宮地サンの方でしょ。

っと、大分遅くまで付き合って貰っちゃったけど朝大丈夫かな…。
ありがと宮地サン、おやすみなさい。良い夢を。