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>嘆息
勢いで此処を教えてしまう所だった。其れだけは未だ避けたい。

「好きな奴居んの？」
その問に素直に答えていたら今こんな気持ちを抱く事も無かったのだろうか。…眠ろう、夜中は思考が追い詰められる。また今日も言えなかった。御休み、

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「恋」の反対は「愛」じゃないだろうか。俗な言い方だが『恋は下心、愛は真心』という言葉が在る。此れは漢字の中の心の位置についてだと考えていたが「見返りを求めるのが恋で自然と沸き出る愛しいという感情が愛」だから人を愛せる子になってね、と先日玲央が言っていた。思考が女性的だと聞いた時は思ったが…今は納得出来る様な気がした。僕がお前に抱く感情は果たして恋だろうか、愛だろうか。其れとも又別の何かだろうか。…お前に告げる言葉が全て愛の籠ったものであることを願っている。
そして中々自信を持てないお前が愛を少なからず感じられれば尚の事良い。

愛読有難う、テツヤ。

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好きだと綴った手紙を書いた。子供の様に思いを書き記した其れは見直したいとも書き直したいとも思わない。書いたのは昨夜。未だお前に渡す事は叶わない。

返事が止まった。僕は呆れられたのだろうか。素直じゃないから。溢れて僕自身すら持て余してしまう好意を言葉にする事を恐れてお前に伝える事をしなかったから。…自業自得だろう、嘲笑するが良い。伝えられなかった言葉を此処に書いていた。若し全てお前に見せていたのなら。

…大輝、好きだ。
>過去になんてしないさ、僕は未だ

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七変化か。毎度姿が異なるからそう言われても仕方の無い事かもしれない。打ち消す必要は無いよ。言われて僕自身も納得したから。此処を調える役目を買って出た高尾和成を抜けば丁度七人だ。