夢じゃ無いかと疑わなくとも良い様な、暖かな日々に憧れた。きっと手には入らない、浅はかなゆめに焦がれる。――初めから期限の決められた恋に何を見出だせば良かったんだろう。嘘に塗れた関係に何を求めれば良かったんだろう。なんて、…答なんて見付からなかったから、未だに動けないままなんだろうけど。

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　何れだけ幸福が続こうと、夢は何時か終わるのだと。オレはちゃんと知って居るんだよ。だからこそ、無いもの強請りを止められない。

　欲しいものなんてのは何時も一つだ、
　だから何度もそう言って遣っただろ。

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　疑うことも知らなかった彼の頃の様に、クソガキの侭で居られたならさ。お前はあんな風に泣くことも無かったし、私は彼奴にも出逢わなかったし、――だから、誰も傷付かない世界で在れたんじゃ無いかって。最近に成って、良く思うよ。…嗚呼、本当に。大人ってのは如何にも不便で仕方無い。逸そネバ｜ーラ｜ンドにでも行って大人に成る前に殺された方が幸福だったのかもな。お互いに。

　It won't change my mind.
（ 其れでも幸福を願って遣りてえ、）

　伝える先を見付けた言葉達は、けれど上手く音に出来ない。受け入れると言う拒絶を、再び目の当たりにするとは思いもよらず。懐かしい痛みに良い加減感覚が麻痺して仕舞いそうに成る。

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　此処最近の渾名がエリカに成って居ることに頭を抱えた結果。エリカはオレじゃない。誰だエリ室。…まあ。花が息を吹き返した記念に、と言うのも勿論嘘だけど。幽霊は嫌いなんだよ。――ともあれ色々思案中、表記は如何か其の侭で。

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　何処を見てもアツシのことしか書いて居ない自分に驚く。本人に迄気持ち悪がられたオレはもう如何したら良いんだろうか。
　――お前が見て居るかも知れないと思うと其の瞬間にオレの言葉は意味を失くすんだ。未練なんてそういうものだろ。何時だってそうだったろう、性格の悪いお前は知って居るだなんて絶対に言わないんだろうけど、恐らく知られて居るんだとは思うよ。

　最＿初で最＿後のワガ＿ママ。
（ 僕＿が終わ＿るとき、隣に＿居て＿欲しい。）

　見付けてくれて、有り難う。叶うなら、二度と逢いたくはなかったよ。―― I xxxx you 、