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521.エブリデイ怪奇現象(背透/交流)
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6 :
赤司征十郎
2013/04/18(木) 10:14
さてはて、ピシパシドンドン愉快な我が家(と僕の周り)で起こる怪奇現象の話をするにあたって最低限説明すべきはは僕の家族のことだろう。
背後透過するから苦手な人は戻ってくれ。
…大丈夫か？
家族と言ってもこの日記に登場するのは恐らく父親だけだ。
というか、
家で起こる怪奇現象は大抵この人の所為だったりする。
仕事が忙しくてなかなか帰って来ない父親は病院勤務でね。
もう分かったよな？
この人お持ち帰りしてくるんだ。
例えば、
夜中2時頃寝ている時にいきなり叫んだことがあってね、変な夢でも見て寝ぼけたのかと思ってその時は話掛けなかったんだ。
で、次の日。
僕「昨日の夜はどうした？なんか叫んでたけど。」
父「んー？ああ、夜中に目が覚めてふっと上見たら枕元に白い女が立ってたんだよ。しかも顔覗き込んでたから驚いた。」
おい今度は一体何お持ち帰りしてきた。
僕「なんで女って分かったんだ？」
父「髪長かったから。」
今は男でも髪長い人はいると教えると若干残念そうだった。ざまぁ。
そんな訳でその日から暫くは盛り塩をしてたよ。
そのおかげか女のなにかが枕元に立ってることはなかったらしい。
父親は感が良いというか、昔からそういうものに縁があったり見えたり聞こえたりする人だ。よくそんな体質で病院勤務なんて出来るなと思う。
まぁ曰く、「あいつらは大抵ほっておけば平気、人間の方がずっと面倒。」らしいけれどね。
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