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57.イン・ザ・ブランケット
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30 :
緑間真太郎（青峰）
2013/02/21(木) 03:39
■冗談ではない。
先ほど、寝る前に高尾が会いにきた。
（ちゅっ）
という、狙ってやっているのかわからないほどあざといぷちロルつきでだ。
正直、高尾と話した事がないオレはアイツに対してどんな反応をすれば良いか分からなかった。
そのままメールを放置したオレは今日も人事を尽くしている（眼鏡くいっ）
……明日の完なりはオレと高尾が出ることになっているが…果たして今度は中断させることなく終わらせられるだろうか。
深夜の大反省会を開こう。
奴が明日起きられなかったらオレのせいだ（ずーんずーん）
下で高尾が何か言っているが、どう絡んで良いか分からなかったため朝も昼も放置をした形をとっていた。
まだまだ、オレには練習が必要らしい。
完なりは今夜から開始するか。
…おしるこを飲んで落ち着こう（ガタガタ）
昨夜も電話で話した事だが、今回の完なり（合宿物でホラー）では各組ごとに切り替えながらやり取りがしたい。
誠凛部屋では女監督が消え、一方他の部屋では…といった具合に場面を切り替えながら怪異を引き起こしたいのだよ。
後は、オレにオマエを守らせろ、と言うくらいだな。
ただオレの運勢は１２位で…というフラグを立てておきたい。
黒子と火神は「にげろ、くろこ！」「いやです。かがみくんはボクがまもります」「くろこ…（きゅん）」というバカップルを披露していればいい。
実際に守るのは火神だが。
青峰と黄瀬はギャーギャー叫ぶ要員で。
各校の選手もサブで出したいからオレに任せておけばいい。わかったな。
ただオレの背後が誠凛信者だから誠凛メンバー内部を中心に恐怖に陥れるが容認してほしい。
色々展開は考えているのだよ（わるいかお）
■何となくだが、わかった。
あまりこの姿で高尾と話したくないと言うことに。
オマエも知っている相手だが、オレは以前オマエの姿をした他の高尾の相手をしたことがあって。
……この組み合わせが、軽くトラウマに近いようだ。
やはり奴とオマエでは違うな。
わかっていたはずなのに、改めて思い知ってしまったのだよ。
オレはどんな姿でも、オマエが好きなのだと。
きっと薄っぺらい言葉で口説いただけでは、オマエは落ちん。
攻めのテンプレートで挑んでも、オレの恋人は喜ばない。
………だから楽しいのだよ。
オマエには、オレの常識が通用しないのだから。
…やはり、オレは練習をすべきだな。
眩しいやら恥ずかしいやらで言葉を掛けられないなんて、どこの乙女だ。
……夜はちゃんと、会いに行く。
首を洗って待っていろ。
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