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63.どらやきよりも何よりも
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4 :
小金井慎二
2013/02/11(月) 06:53
最初はただの「おもしれー奴」だった。
なにコイツ!?ってビックリするくらい、マジで見たことねー面白さだった!(笑)
まずはそこからキョーミ持った。
やり取りしてるうちに、可愛いトコロも見えてきて、もっと話しててーなって、アイツと話せる事が楽しみになってきた。
そしたらだんだん、惹かれていくのがわかった。
でも、手に入れたいとは、これっぽっちも思ってなくて。
アイツと楽しく話せてるだけで、ジューブンだったんだ。
…だったのに。
メールのやり取りしてっと、やっぱりオレは、アイツの沢山いる友達の中の一人で、ちっぽけな存在なんだなぁって再確認させられて、ヤキモチ妬いちまったり。
それでも、それでも、たまにくれるメールが嬉しくて、アイツの暇がオレによって潰せてんなら、アイツが楽しんでくれてんなら、それでいいと思った。
ある時アイツがオレを頼ってきてくれた。
スキンシップなんか普段しねーアイツが、もたれかかって来て。
平静を保つのがやっと…だったけど、せっかくの機会を逃してたまるか!って、どさくさ紛れに抱きしめといた。←
弱いトコロを他人に見せたがらねーアイツが、オレに…もうそれだけで幸せだった。
たまにそうやって頼って来てくれるんなら、全力で受け止めようって。
お前の隣りにいれなくてもいいから、お前にとって都合のいい奴でもいいから、お前の気持ちが軽くなるならそれでいいって。
そこからどうしてこうなったのか。
気になる奴が出来たって言われて、アイツのこと諦める覚悟をしたら、それオレだった。←
破顔するよな!!
そりゃあ!!
んで、オレもずっと前から好きだったって告白した。
なんか、ムードもへったくれもねーメチャクチャな始まり方だったけど、幸せで幸せで、夢のようで。
未だに何でオレなのかって思うけど、選んでくれたからには、最高に幸せにしてやりたい。
愛してる。[
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