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750.翡翠の海は、アリア。
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14 :緑間真太郎
2014/01/10(金) 02:17



:掌に掬う、雪の色は。

冗談かと思っていたら本当にカップル対談バトンが送り付けられた件について。いよいよ奴はオレにおしるこを擬人化する事を強要してきたのだろうか……別の奴からは恋愛バトンを貰った。奴はオレがあいつと付き合って居ると思っていたからまだ仕方がないが、前者はもう。

おしるこ……無理だな。

(閑話休題。)

最近、色々な事があって書く事が纏まらないという事態に陥っている。先ず何から綴ろうか……そうだな、ではこの話からしようか。オレは自分の気持ちを知られる事を恥ずかしいと思う事がない。だからこそ日記を書いているのだが、しかし。それは特別な相手・友人・その他では、また少し違うのだよ。特別な相手には当然平気だろうし、オレには意識するという機能があまり働かん。その他はオレには判らないからどうでも良い。だが、友人となると多少、オレは言葉を選んでしまうようだ。

嫌われたくないのもそうだが、みっともない所をあまり見せたくないというか。いや、今更なのは解っているのだが、そうだな……最近、やたら恋愛したいと言っているのも、その所為かもしれない。オレが何故新しい恋愛を出来ないのか、理由なんて明らかで。それを認めたくないわけではなかったが、自分でも大概だと思って触れないようにしていたし出来る事なら逃れたかった。まあ、割ともう抗う事は諦めているし、そうするきっかけになった出来事については“のちへん。”するとして。

新しい恋愛については当分無理な事は認めておく。オレには何も感じられないし、相手の望むそれを演じる虚しさで悪寒が走りそうになる。それでも時々繋がる縁は煌めき鮮やかで、束の間の夢を見る。《こいつを好きになれたら良かったのに》と、星が流れ落ちるのを瞬きの合間に見送るように、瞼を伏せるのだ。

以前よりかは、好きだと言われる事が嫌ではなくなった。そう思って貰える自分なのだと、恐らくは思えるようになったのだと思う。優しくされる事も、以前よりかは受け入れられるようになった気がする。沢山の初めてを経験し、同じ日が一日とない事を改めて思った。大切な日々というものは何も、愛する者と過ごす日々だけではなく。ふとした瞬間に感じる幸せを切り取って、胸の中に大切にしまっておきたくなった。写真よりも、ポラロイドが良い。焼き増しの利く思い出ではなくて、一度きりの大切なモノとして覚えておきたい。そんな、優しい時間に助けられて今を生きているのだと思う。

今のオレの世界には、様々な色が在る。そこに愛する海はない。


自らの心を目視する事は出来ないのだから、それもまた道理。瞼の裏に潜めたそれがきっと。

心の色なのだと、そう思っている。

(誤魔化そうと思ったが、我ながらまどろっこしいから次に補足がてら綴ろうと思う。)



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