¶:繋ぐこころ、揺れるきもち。 休みが欲しい。何処かへ出掛けたい気持ちと、時間を気にせず眠りたいが半々。最近、携帯が変わってからさっぱり目覚ましが使えなくなって困っている。 心について最近良く、考える。考えれば、気付きたくない事にも気付いてしまうけれども。無駄な事なんてないのだと、改めて思う。ほんの些細な事で不安になるのも、必要な事なのだと思えば幾許かの赦しも得よう。……オレは未だに希望が持てずに居る。慎重と言うには些か今更過ぎる。お前の事を大切にしたいと思いながら、オレが果たして相応しいのだろうかと考える。何度も躊躇いながら、少しずつ重ねてきた。 特別な事もした。 それでも時々、何もないのに不安な気持ちになる。オレはこのまま存在して居ても大丈夫なのかと。愛されるに足る人間なのかと。そう、思うのだよ……いつもの悪い癖だな。いつまでも遠慮ばかりしているから幸せを掴んで居られないのに、解って居ても自分の事を優先出来なくて。だからいつも、手を繋いで居て欲しいのかもしれない。 手を繋ぐという事は、心を繋ぐ事なのだよ。 心がいつも気持ちよく居られるように、繋いで居たいのだよ。言っている意味が解るだろうか。 一番欲しいのは、心の繋がり。 それだけで充分幸せなのだよ。大切なものなんて、本当はいくつもない。無人島に何か一つ持っていくのなら、オレは迷わずお前を連れて行く。心の繋がりを持っていくには仕方あるまい、オレの為にサバイバルくらいには付き合うべきだ。そうに違いないのだよ。 む。またいつもの感じになった。 |