¶:遅ればせながら。 明けましておめでとうございます。未だに元旦のメールが返信し切れていない亀のようなとろさは、去年と相変わらず。前のノートの最後からもお分かりなように、499がラストと知らずに書いてしまったわけだが。もう個人的に突っ込みは頂いているので、このノートが終わりに近付いたら前以て指摘して貰えると有り難い。うっかりしないように気を付けるつもりだが、解らんしな。 今年も宜しくお願いします。 ¶:ひとえごころ。 根元から白く霞み、緩やかに枯れゆく姿が儚く映るのも偏に。 拡散と認識。 焼き付く色こそ、偏心。 ¶:裏腹に、秩序。 溶けた後に残るモノは、結露とはまた少し違って微かな温度を宿す。 その温度差が交わらない境界となり、触れながら隔たり合う。触れたら温かく、また冷たく。滑らかに、絡み付く。掌と甲を重ねて結んだなら、どうして交わりましょうか。 そんな距離を、愛しく思えば。 (裏腹と秩序。密接で在れば在る程に、抗う事が適わないのだろう。) |