¶:1に勝るモノと、0の法則。 何気無く最初からこのノートを捲ったら、今と同様な写真の話を書いたり色々書いてて驚いた上に、2年以上経って尚、青峰がオレの中で特別な存在な現実にいい感じに絶望したから眠くなって来た。素直に寝ようと思う、もうこんな時間だしな。……しかし何だな、こんなに経っているのにまだ底が見えない辺り、オレにはもう抗えないのだろうか。オレの運命が強過ぎて。 ポラロイド写真が好ましいのも相変わらずである。 加速度的に好かれていくと、不安になる。漠然と恐ろしくて、また壊れてしまうのだと。壊してしまうのだ、と。オレが間違えた。きっとそうで……不安でしかない。 好かれたかった訳じゃない。 |