きみとしあらねば。 (背/交/恋/R18)

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┗77.きみとしあらねば。 (背/交/恋/R18)(407-411/445)

407 :黒子テツヤ
2014/08/24(日) 14:19

＿＿_くんの背後さんのフェ○ス○ブ○クを知っているんです。
随分前に「もしかして友達」テキナやーつに表示されていて見つけました。
確証はありませんが、おそらく間違っていないと思います。

8月21日以降交際中

になってました。

死にたい。

一ヶ月連絡がなかったのは結局そういうことなんですね。

死にたい。

死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい、
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
馬鹿みたいだ、
こうなることは分かってた、のに、
＿＿くんの言葉を間に受けた。
分かってたのに、期待、した、

嘘つき、
嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき
ずっと一緒だと言ったのに、

君なんか大嫌いだ、

なにも言わずに彼氏を作るなんてひどすぎる、

せめて振ってくれ、
なんで、なんで、なんで、
期待ばかりさせていつも、

君は残酷だ、

死ねばいいのに、

死にたい

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408 :黒子テツヤ
2014/08/24(日) 14:23

もうやめにしよう、
もう終わりにしよう、
もうさよならしよう、

どうしたらいいですか、
さよならと一言送ればいいですか、

そうだ、
そうしよう、

さよなら、

さようなら、＿＿くん。

そのたった一言ですべてが終わる。

君に僕は必要ないんだから。

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409 :黒子テツヤ
2014/08/24(日) 14:43

さよならってメールを送りました。
待つのは、いくらでも、平気です。
でも彼氏さんの存在は、無理でした。
無理です、もう、

終わりです。
何もかも。

もういらない。
全部捨てる。

僕は、もう、君から、

解放されるんだ、

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410 :黒子テツヤ
2014/08/24(日) 15:00

裏切りだ。
彼氏を作るなんて裏切り以外の何物でもない。
せめて僕を振ってから彼氏を作るのが、人としての最低限の誠意ってものじゃないのか。
僕に彼氏を作ってほしくないだのなんだの言って、
ずっと一緒にいたいだのなんだの言って、
キスをして、体に触れて、一緒に寝て、
期待ばかりさせた。
罪だ。
あまりにも残酷だ。
その全部が単なる疑似恋愛の延長だったというのか。
だから君は何も悪くないと？
真に受けた僕が馬鹿だった。
それだけのことだっていうのか。
ああ、そうですね。
愚かなのは僕だ。
頭ではわかっていたくせに、
認めようとしなかった。
でも、僕は、
僕の人生のすべてを君に捧げるつもりだった。
君との未来を描いた、
同性同士で永続的に生きるにはどうしたらいいのか、
仕事、生活、住居、家族、保障、
あらゆることを考えた。
君にウェディングドレスを着せたかった。
君と花火がしたかった。
馬鹿だな。
何もかも僕の幻想だ。
なんの意味もない。
もう僕には何もない。
なにも、
君以外、ぼくにはなにもなかったのに、
もう、
すべて、消えたんだ。

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411 :黒子テツヤ
2014/08/24(日) 23:07

今夜中に弁明のメールなり電話なりが来なかったら、本当にもう終わりでしょうね。

こんな日がいつか来るってちゃんと分かっていました。
ノンケの君が、永久に僕のことだけを愛し続けるなんて、そんな夢みたいなことありえない。
ちゃんと分かっていました。
でも思っていたより随分と早かったな…(苦笑)
本体同士で付き合い出してまだ三ヶ月くらいしか経ってないんですよ。
そんなにさっさと彼氏作るって、ほんとどんだけ軽んじられてるんでしょうね。
まさかここまで馬鹿にされてるとは思いませんでした。
可笑しくって可笑しくって笑えてくる。

ばれないとでも思いましたか？
どうせばれないだろうから、僕と彼氏さんで二股するつもりでしたか？
それとも、振ろうとは思っていたけど、面倒だから先延ばしにしていたんですか？
僕ごとき別に彼氏さんと被ってる期間があってもいいと思ってのことですか？

はは。
馬鹿みたいだ。
僕ばっかり君の言葉を間に受けて、勘違いして、浮かれて、本気になっていた。
君はそんなつもりなんてなかったんですよね。
分かってます。
ただの、なりきりの延長の、バーチャルの延長の、疑似恋愛。
本気の恋愛とは別の遊び。
そういうことだったんですよね。
悪いのは勘違いした僕ですから。

こんなことになるなら、本体交流なんてしなければよかったですね。
本体恋愛なんてしなければよかった。
そうしたら、僕は期待なんかすることなしに、
永久に、バーチャルの壁の向こう側で、君のことを思っていられた。
彼氏さんのことだとか、君のいらぬ情報なんか知ることなく、傷つくこともなかった。
ただ、ただ、以前のように、ただ独りきりで君を待つ夜をこえていく。
それだけでよかったのに。

こんなふうになるくらいなら、
電話したいなんて言って欲しくなかった。
会いたいなんて言ってほしくなかった。
ずっと一緒にいたいなんて言ってほしくなかった。
好きだなんて言って欲しくなかった。
君は残酷だ。
なんでわざわざ本体恋愛に持ち込んだ？
君がなにも求めなければ、僕は何も求めたりしなかった。
なにも期待なんてしなかったのに。

彼氏を作るなら、僕を振ってから作ればいいのに。
どうして、
なぜ、
そんな簡単なこともできない？
人としての最低限の礼儀、誠意じゃないのか。
次にいくならけじめくらい付けてからいけよカス。

結局、
君にとって僕という存在は、
彼氏が出来るまでの繋ぎ。
寂しさを埋めるためだけの彼氏の代わり。
それだけでしかなかった。
君は、
君を愛してくれる人間なら、
誰でも良かったんだ。
別に僕なんかでなくても。
ちょうどよく、依存体質の、尽くし型の、なんの文句も言わずに待つ、都合の良い存在が、ここに、いた。
それが、たまたま、僕だった。
それだけだ。
結局そういうことなんでしょう。

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