ただ一言が欲しい

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一昨日も昨日も木吉から「おやすみ」を貰えなかった事に凹んでる。
つまり、まぁ寝落ちな訳だけど…。
連日忙しいのは知ってるからなぁ。知ってるけど、やっぱり凹む。
付き合い始めの頃は、木吉は寝落ちしたら
「日向におやすみ言えなかった」
「日向とキスできなかった」
って、残念がってたのに最近はそれもない。
俺にとっては大事な「毎日したいこと」だったけど、木吉にとってはそうじゃなかったんかな。

日付変わる前に帰ってこれりゃいい方。
風呂も飯も全部終わらせて1時くらいから会えればいい方。
俺が眠いのを耐えて一日も欠かさずに待ってるのは、ただただ木吉に「おかえり」を言いたいから。
「日向に『お疲れ様』『おかえり』って言って貰えると疲れも飛ぶ」っていう言葉が嬉しかったんだ。
木吉が『帰ってきたい』と思える場所でありたいと思った。

でも、心が折れそうだ。
俺自身が「待っていたい」と思える原動力が無くなってきた。
一言で良いのに、な。「おやすみ」って一言貰えれば安心できるのに。

「期待」をしなければいいっていうのは分かってる。
ダチに「期待をしないで、そのままの相手を愛せばいい」って言われた。
その通りだと思う。
でも、それが難しいんだよなぁ。早くそれが出来るようになりたい。

ままならねぇなぁ、色々と。とりあえず頑張ろうか、俺。

今日は木吉が休み。昼頃には起きてくっかなぁ…

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　やっちまった？

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先週今週含めてもやもやってしてたこともあって、ちょっとした意地悪なメールを送っちまったんだけど。
怒らせた？拗ねた？まぁ俺が「やっちまった」訳で。
こいつァどうしようか。
もう少しで部活が終わるってのに帰んのがちょい怖くなっちまった。

言った後に後悔すっけど、本音ではあるし、難しいもんだなぁ。
結局俺の「本音」は、アイツに苦痛しか与えないっつう事が分かった。

じゅんぺー学習した。
大丈夫大丈夫。次からは気をつける。

せっかく木吉が休みだったのに、俺は馬鹿だなぁ。

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ああ、なんて格好悪い俺だろう。

　話し合いと言うよりも

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言い争いに近かった気がする(笑)
喧嘩と言うよりは「主張」

とりあえず諸々省略して、言えることは「結局好きなものは好き」っつーことだな。
恋人に対して不満？不安？あるけど、自分から離れてく事は考えられなくて。
みっともねー姿をお互いに晒して、最後に行き着くところは「好きなんだ馬鹿野郎」だなんて、痴話喧嘩にも程がある。
二号も食わねーわ。つーか、食わせねーけど。

俺はあいつのことを信じられなくて
あいつは俺のダチに嫉妬して
馬鹿みたいに言い争ってた。

根本解決に至ったとは言えねーけども
とりあえず落ち着くところに落ち着いた感じだな。

やっぱりあいつから貰える「おやすみ」と「おはよう」ってすげぇなぁって、改めて思う。
こんな簡単に幸せになれる俺はお手軽だと思うけど、それを出来るのはあいつだけなんだと思えば、そこまで手軽でもねぇわな。

ああ、幸せ。

　幸せを感じる

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土曜も日曜も、木吉と会える時間は少なかった。
俺も二日間は外に出ずっぱりで、しょうがないとはいえ休日にならなかったし。
それでも金曜にしっかりと話し合ったおかげか、満たされてる自分が居る。
お互いに寝る時間を決めて、「おやすみ」を言い合って眠れる。
毎日じゃないが「おはよう」を言ってから、お互いに学校に行ったり。

木吉の負担になっていないかと少し不安になると同時に、やっぱり嬉しいとも思っちまうもんで。
あぁ、我儘だなぁ俺…思い返しては苦笑する。
これを当たり前と思ってはいけねぇが、感謝の気持ちだけは忘れねぇように。
俺も、同じだけのもんを返せていけるように。
今週末で出会って丁度２ヶ月。まだ２ヶ月か…濃いなぁ(ふは)

木吉と「話したいこと」「やりたいこと」が多過ぎて時間が足りないって思う日々ではあんだけど、こういうのも楽しんでいけたらいい。
今はとにかく二人で一緒に居るが、木吉の余裕があればまた茶室にでも遊びに行けたらと思ってる。
ダチに木吉を見せびらかしたい欲も落ち着いてきたし。


…本当にほぼ２週間ごとに爆発してねぇか、俺(唖然)
12月も31日に爆発して、1月の16日とかにも爆発して。そんで今回だろ？
溜め込むのは駄目だと分かってても溜め込む自分がいる。
良くねぇなぁって思うんだけど、これが中々上手くいかねぇの。
もう少し感情のコントロール？ってのをできるようになりてぇわ。
「鉄心」とまでは行かなくてもさ、出来たら一定を保って行きたい。
気分の浮き沈み激しくて、後悔も半端なけりゃ疲労も半端ねぇんだよ。

「すまーとなおとこ」を目指していくぜ。
ひらがなだと気が抜けるな(笑)

今日も遅く帰ってくるアイツを待とう。
明日はアイツが「おかえり」を言ってくれる日だから。

　もやもや…

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木吉とのことではない。学校のことでもない。

結局自分のことじゃねぇんだから首を突っ込まなければいいし、腹を立てることでもないのかもしれない。
ただ、「少しだけ」俺が関わっているってだけだ。そう、「少しだけ」…

ああ腹が立つ。こんなドス黒い感情は久しぶりだ。
イライラとモヤモヤが綯い交ぜになって、溢れ出しそうだ。
理解出来ない。理解したくない。俺の世界には「要らない」
排除してしまいたい。でも、出来ない。

過去の思い出が汚されていく。
キラキラしてたあの頃も全部真っ黒。
これぞ正に「黒歴史」ってな。

過去の俺に言ってやりたい。
「そんなもの早く捨ててしまえ」って。

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…はぁ、早く木吉に会いたい。俺の癒しだ。