今日と言う日にありったけの感謝と愛を込めて。 あれから、微妙な雰囲気で綴れずに居た続き。 真ちゃんと出会って季節が一周した、沢山笑って泣いて…愛おしくて苦しくて切ない、毎日がキラキラして見えた。比喩なんかじゃなく、真ちゃんを通して触れた季節はいつも輝いていて、好きだなって何度も思った。バカの一つ覚えみたいに、真ちゃん好きだ。 それしか考えらんなくなってった。今だってそれは変わってない。 恋愛の賞味期限は3年だって誰かが言ってたっけ。 じゃあオレの、真ちゃんへのこの想いも、三分の一はもう消費されちゃったってこと? そうだとすんなら、あと三分の二が残ってる間はまだ一緒に要られんのかな。 最近…そんならむしろ幸福なんじゃねとか下らない考えが過るくらい、不安が胸の中をざわつかせる瞬間があって…オレは苦しくなる。 真ちゃんの傍で幸福を享受してる瞬間のオレの胸中は謂わば凪いだ湖面みたいなもんだと思う。 でも一見穏やかに見えるそれも奥底にはいつもドロドロしたものを抱えてて、重い泥が沈殿してるタイプのヤツ。澄んだ水も鮮やかな景色を映す水面も、全部が全部まやかしってワケでもないけど…綺麗な部分だけが本当じゃねェの。そんなん誰だってそうだろうけどね、こと真ちゃんに関してオレはそれが酷く顕著だってだけ。 足を踏み入れられれば少しの刺激で簡単に溜まった不安が巻き上げられて、醜く濁る…それは、嫉妬だったり、依存であったり、単純に真ちゃんを失う事への恐怖だったり。 真ちゃんを物理的に縛っておく方法に考えを巡らせて、でもそんな事出来るワケねぇよなって自嘲する。…ウン、解ってますって、オレビョーキなの。それも末期の。…なーんて、ふざけて言ってみてもちっとも軽くなんねぇな、困ったのだよ。 こんなオレは真ちゃんには見せられない。 そう思うのに、知っていて欲しいなんて、バカだねオレも。 こんなオレを知って、そんでも離れないでくれたらと思う。ムチャ言うなってか…自分で自分の無謀さに笑いしか出ねェわ。 こんな真面目に語って頭でも沸いたかって思われるかも知んねぇけど、真ちゃんに対する事はいつでも真面目なのよ高尾ちゃんは。 真ちゃんが好き過ぎて胸がくるしい。 …ぶはっ、乙女か! 好きって思うだけで涙が出そう、真ちゃんの前でちゃんと笑えっかな…オレ。 >オマエの最初で最後がオレになればいい。 |