一年まであと一月! 今までこんなに誰か一人の相手にのめり込んだ事がなかったから、一年も同じ相手と続く未来を考えた事もなかったんだぜ? 真ちゃんと出会うまで知らなかった感情ばっかで、同じ景色を見上げても隣に誰かが居るだけで違って見えるなんて…初めてだった。 毎日がキラキラしてた。 オマエの目に映る景色を共有出来る喜びで胸が震える程。 真ちゃんからの連絡だけはどの画面を開いてても必ず優先的に表示されるようにしてあって、名前がディスプレイに映っただけで愛おしくて胸がキューンってするようになった。 こーゆーのもパブロフの犬っつーのかな。 友達すら作って欲しくないとか…いつかデートしようって言った約束を反故にしてでもやっぱり茶室にすら出したくないとか、呆れる程の独占欲。 ちょっとでもあの翡翠がオレから外れるとヤなんて…本人に言ったら盛大に溜め息を吐かれそーだけどな。 真ちゃんが好き過ぎて最近は先輩にすら嫉妬しちゃうんだぜ。 ホント重症、医者も匙投げるレベル。治る見込みは今後もねぇけどずっと傍に居てくんないと困るのだよ? 乗りかかった舟っしょ?途中下船はありませーん!行き先はオレとオマエで描く未来で! なーんて、ブフォっ恥っず!! でも真ちゃんとなら信じられっから、ずっと手ェ離さないで居て欲しいんだ。 ま、オレの諦めの悪さをオマエ以上に理解してるヤツも居ねェと思うけど(笑) >以下真ちゃんのかわいーとこ! 挙げたらキリがねぇし、コレはオレだけのもんだから見せてやんないけどな! 真ちゃん、好きだよ。 これからもヨロシクな? |
オレの勘違いで恥ずかしい事を言ってしまったのだよ…。 ……暫く埋まる。 |
この前の…あの日から何だか落ち着かない。 高尾と話していても何処かいつもに増して素っ気なくしてしまっている気がする。 だが、どうしても思い出すと駄目なのだよ。 なんというか、こう…頭の中身が沸騰しそうになる感じというか…。 なのにアイツが何かにつけてあの時の話をするせいでついつい思い出してしまう。…いや、話をされなくても思い出してしまうのだが。 今日に至っては遂に「忘れろ」などと言ってしまった。 そんな事を言ったところで忘れる様な奴ではないと解ってはいるが…口を衝いて出た言葉とはいえ、自分で言っておいて後悔した。 忘れて欲しくはない…のだよ。 いや!勿論、忘れて欲しい事も沢山あるが! それでも忘れては欲しくないというか、何だ、よくわからん…! なんなのだよ…こんな事ばかりぐるぐると考えてしまう。 ………駄目だ、寝る。 |
今日と言う日にありったけの感謝と愛を込めて。 あれから、微妙な雰囲気で綴れずに居た続き。 真ちゃんと出会って季節が一周した、沢山笑って泣いて…愛おしくて苦しくて切ない、毎日がキラキラして見えた。比喩なんかじゃなく、真ちゃんを通して触れた季節はいつも輝いていて、好きだなって何度も思った。バカの一つ覚えみたいに、真ちゃん好きだ。 それしか考えらんなくなってった。今だってそれは変わってない。 恋愛の賞味期限は3年だって誰かが言ってたっけ。 じゃあオレの、真ちゃんへのこの想いも、三分の一はもう消費されちゃったってこと? そうだとすんなら、あと三分の二が残ってる間はまだ一緒に要られんのかな。 最近…そんならむしろ幸福なんじゃねとか下らない考えが過るくらい、不安が胸の中をざわつかせる瞬間があって…オレは苦しくなる。 真ちゃんの傍で幸福を享受してる瞬間のオレの胸中は謂わば凪いだ湖面みたいなもんだと思う。 でも一見穏やかに見えるそれも奥底にはいつもドロドロしたものを抱えてて、重い泥が沈殿してるタイプのヤツ。澄んだ水も鮮やかな景色を映す水面も、全部が全部まやかしってワケでもないけど…綺麗な部分だけが本当じゃねェの。そんなん誰だってそうだろうけどね、こと真ちゃんに関してオレはそれが酷く顕著だってだけ。 足を踏み入れられれば少しの刺激で簡単に溜まった不安が巻き上げられて、醜く濁る…それは、嫉妬だったり、依存であったり、単純に真ちゃんを失う事への恐怖だったり。 真ちゃんを物理的に縛っておく方法に考えを巡らせて、でもそんな事出来るワケねぇよなって自嘲する。…ウン、解ってますって、オレビョーキなの。それも末期の。…なーんて、ふざけて言ってみてもちっとも軽くなんねぇな、困ったのだよ。 こんなオレは真ちゃんには見せられない。 そう思うのに、知っていて欲しいなんて、バカだねオレも。 こんなオレを知って、そんでも離れないでくれたらと思う。ムチャ言うなってか…自分で自分の無謀さに笑いしか出ねェわ。 こんな真面目に語って頭でも沸いたかって思われるかも知んねぇけど、真ちゃんに対する事はいつでも真面目なのよ高尾ちゃんは。 真ちゃんが好き過ぎて胸がくるしい。 …ぶはっ、乙女か! 好きって思うだけで涙が出そう、真ちゃんの前でちゃんと笑えっかな…オレ。 >オマエの最初で最後がオレになればいい。 |
どこかの馬鹿と、その馬鹿から離れられないオレの為に確保なのだよ。 |