● | ●女の子●
| 私ね、怖かったの。怖かったんだ。正直ね、今でも怖いんだよ?私達は特に自分に自信がなくて、あなたに嫌なことをしないかって震えてる。 この世界では少数派だと思うんだ。私達を好きな人って。理由は理解出来るし、納得もする。うん、そうだよねって思う。 女の子は繊細なのです、なんて。 もうっ、ダメ!こんなのダメだよ、何書いてるんだろう……。違うの、これが書きたかった訳じゃないんだよ。……私ね、受け入れてもらえて、……嬉しいの。きっと、きっと。テツ君が思う以上にね、私は嬉しいんだ。見てもらえるって幸せなこと。凄くすごく、尊いこと。
──ありがとう、テツ君。 |
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