謝るってこと。 スミマセンスミマセン! こっちだって好きで謝ってなんかないんですスミマセン!! じゃ、じゃあボクはなんで謝るんですか? そ、それはボクに非があると思ってるからです。 相手の立場に立って考えた時に自分が悪いと思うから、不快な言葉を言ってると思うから謝るんです。 けしてボクの謝罪は安い気持ちでなんか言ってません。 過ちを自分のせいじゃないって人に押し付けて逃げる方がボクはイヤだもん。 そんな安いプライドなんか持ってない。 負けず嫌いなボクでも、自分の非を認めることが出来ないのは一番自分に負けてることだって、そう思う。 だから、ボクは自分に非があるって思ったときにはちゃんと謝罪します。 謝るってことは言葉の先だけだったら誰でも出来るんです。 それも事実ですよ、ボクはわかってます。 謝ればそれで気が済んでしまう人もいることもわかってる。 でも、不思議とどこまでがきちんと思っているからの謝罪だとか、そういうのって伝わるものです。 腰が低いのは皆さんのことを尊敬してるから。 確かに謝り過ぎて主将に呆れられることもありますけど、その時はまたボクが悪いんだと思ってます。 ボクが行き過ぎた謝罪をしてしまってるってことだから、そうでしょう? 頑固でも、頑固じゃなくても、謝るっていうことは大事です。 自分の非を認めることは自分の成長にも繋がることだとボクはそう思います。 意固地になって、自分は悪くないと逃げることはなんて愚かなんだってそう思います、ボクは。 そんな安いプライドなら捨ててしまった方が楽なのにって。 逃げることは誰だって出来ますから。 !!あ、青峰さん…!! 三年生続きだったのに急になんでボクなのか、ですか!?す、スミマセンスミマセン! 空気が読めなかったです、スミマセン!! でもボクの気分だったんですスミマセン!!! ――謝ることも相手に近づく一歩。 |