視点。
の話をした。誤解はしてなかったけれど、きっと俺には見えないものが彼にはそう映ったんだろう。それだけのことが、こうも切ない。

否定。
することは簡単で、肯定することは難しい。改めて実感させられてしまう。彼のことも好きではないけれど。そう簡単に切り捨ててしまえば、おそらく最後には何も残らない。

同じ土地に生まれ育っていながら、まるで国を隔てたかのような錯覚。言語の違いには首を斜めにする。地球上の異邦人。

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察して／おくれよ／花なら／蕾。
咲かぬ／ところに／味が／ある。

…都々逸や五七五の言葉遊びが最近の楽しみなんだ。

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赤司くんに教えて貰ったし、今日から此処でひっそりと書かせて貰おうかな。ってね。本当にありがとう。長い時間を共有してくれて。勉強にもなったし、とても有意義だったよ。

我儘で途方もないほど考えなしの自由人で常識知らずなんだけど、あそこに居れて嬉しい。赤司くんのお蔭だ。それに対しても、深い感謝を。

そして赤司くんの貞操を通り越した生命の危機についてはメモを残しておこう。きっと彼はお米を洗剤で洗うよ。料理の次元を飛び越えた化学物質を生成しようとしてるんじゃないかな。それと女王様。鋏を壁に突き刺す女王様。