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953.凡俗野郎(R18/背透)
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黛千尋
2015/09/22(火) 00:26
ヘタレの宿命。自分の意見が言えない。経歴を語るのが苦手。その苦手を克服するためにも日記頑張るか。少しは文章を纏める力が付けば良いけどな。
確か、茶室に通い始めたのは去年。それまではメール派だったオレにとって大人数で話すってのは新鮮だった。ま、サークルに似た集まりには何度か参加したことはあったから、まったくの初めてというわけではねえけどな。メールでのやり取りなら、募集記事や応募メールで募集主・応募主の双方がある程度自分と似たスタンスの奴を探せるがチャットはそうはいかねえ。前なら話すことは絶対なかっただろう、なんて奴と会話する機会もしょっちゅうあった。そのおかげで新しい自分の好きなタイプっつーか、性癖とか諸々増えてなかなか楽しかったぜ。けど、楽しいときもあれば疲れるときもある。同じ考えの人間に当たるなんてそれこそキセキみたいな確率じゃねーかって、思ってた。
冬の始まりだったか秋だったか、あー……秋か?メールを見返すと出会ったのは11月中旬らしい。大部屋の雑談でアイツと話した。部屋は結構カオスだったな。オレの悪ふざけに丁寧に応じてくれるアイツに好感を持った。とはいえ、その時は好きな──というか、付き合ってる奴がオレにもアイツにもいたんで、恋愛感情じゃなく友愛。コイツ面白いな、友達になりたい。そう思って慣れねえナンパをした。笑いながらOKしてくれたのを覚えてるぜ。その後オレが失恋して慰めてもらって、アイツが恋人と上手くいかなくなって話を聞いて、更にアイツも失恋して慰めて、なんやかんやで季節が変わりまくって、また秋に突入した。
最初の印象は、ただノリが良いなとそれだけだった。それが、次にオレと感性が似てるなと思った。物事の捉え方ってやつか。まあ、オレはアイツほど格好良くはなれねえけれどな。やり方は違えど目的は一緒。そういう奴。相手を幸せにすることに喜びを感じる。男前が好きだと聞いたときは、恋敵になると手強そう、勝てねえなだなんて思ってたんだが、どうやら「オレ→誰か←アイツ」ではなく「オレ→←アイツ」になれたようなのでひと安心。関係性はどうであれ、オレはアイツが休めるような場所でありたいと思う。
さて、寝るか。おやすみ。
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