＊テンプレート

本文

＊Why？

なぜ、日記をこの場所に移そうと思ったのか。その理由はシュウと別れ話になったから。それなら、こっそり綴るよりここに置いておこうかと思った。
今後、俺とシュウはどうなるかわからない。
でも幸せを幸せと感じていた事実を留めて置こうと思った。
思い出話のように、ここに少しずつ移していくよ。

#君は全て消してしまうだろうか

＊もう一度、始まりの日

それは君から俺へのSOS。
その投げ掛けに偶然気付いて、気付いたら無視なんて出来なかった。
何度も迷った。ここで返事をしてもいいのか。
俺にその資格はあるのか。それでも。
もう一度、繰り返すとしても。
もう一度、同じ結果になったとしても。
あの時の俺は何度だって君からの呼び掛けに応えるよ。きっと。

シュウと俺の間にはわかりあえないことが多すぎる。
そして、それがお互いを傷付けていく。
そんなことは最初からわかっていた。
それでも、本当はずっと愛していたから、少しでも側に居たかったんだ。

#Repeat/Restart

＊弱い自分

そんな自分を俺は君から隠してきてた。
でも、少しずつ隠さなくなって。
そしたら、止められなくなった。
君なら、見せてもいいかと思ったんだ。

ねだられて、全てを晒して。
それでも君は、君なら、もしかしたら。
なんて、夢を見てしまった。

俺は、シュウを傷付けたいわけじゃない。
でも俺の言葉は君の柔らかな愛を引き裂いた。
今頃、もう、俺への気持ちなんてなくなっているのかもしれない。
その喪失の大きさに俺は耐えられるんだろうか。
覚悟はしてたのに、今も痛くて痛くて堪らない。

俺の言葉を飲み込みきれなかった。
何度も、何度も今まで飲み込んできてたのに。
俺の中の君への気持ちが少なく小さくなっていくようで怖くて堪らなかった。
言葉が空虚になっていく。それが辛かった。

君の涙に、胸が締め付けられて
本当は、抱き締めたかった。
ごめんって、何度も何度も謝りたかった。

#愛してるから、だから

＊嫌われたがり

俺の悪い癖。
嫌われて、傷付けて、それで安心する。
離れていくことに、安心するのに、つらくて苦しい。
悲しくて、悲しくて。
大事に出来ない自分が嫌いだ。
シュウ、君を傷付ける、俺を離してくれ。
いやだ、離れないで。
もう一度、愛してほしい。
なんて…
言えない。

シュウ、君が俺をもし、もう一度愛して
なんて

#言えない言葉