ちょっと日が経っちゃったし、抑々自分でこう言う事書くのって如何なのと思ってたんだけど…漸く時間が取れたし、礼くらい綴っておこうかな。…此の前は有難う。

正直誕生日に全く期待していなかったかと言えば嘘になるけど、…まさかアンタがあんなにキザな事するなんて思わなかったよなあ。いや、嬉しかったんだけど…流石に二度も馬鹿みたいに飛び付くのは気が引けたし、喜んでるのが顔に出てなかったらちょっと不義理なんじゃないかと思ってさ。まあアンタはそんな事いちいち思いもしないだろうけど…あーあ、多分、俺ってとことん面倒臭い野郎なんだろうなあ。でも、そう言う俺を捕まえてあまつさえ指輪なんて大層な物くれたのはアンタの方なんだし…小指に嵌めてくれた此れは、責任を取ってくれるって意味合いとして受け取っておくよ。俺がどれだけ我が儘かなんてとっくに知ってる筈なんだから、それくらい良いよな…。

…我が儘な俺を受け入れて、好きだと囁いてくれるアンタに俺は何が出来てるんだろうね。アンタへの想いだけは誰にも負けない自信が有るけどさ。…まあ、其れはまた今度、本人に聞いてみよ。