仕方が無いとは思っていても、完全に拭う事の出来無い感情が存在する事を痛い程感じている。

吐き出す事は愚か、黙って其れを飲み込む事も出来無い。只のガキ。
…情けねえなァ。

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音楽は割と幅広く聴いとるつもり。オーソドックスなJPOPも厨二の定番みたいなインディーズも。たまに拗らせた時に聴くクラシックなんかも、感傷的な心には結構沁みたり。


イヤホンから流れる音を独占するんも勿論好きやけど、プロの拘りが集結した場所に行くんも勿論好きで。
何度もその場所が恋しくなる。
何度でも足運びたくなる。

その魅力に取り憑かれてから、…いや、ちゃうか。…その魅力に俺が執着してから、何年経ったんやろか。そないに経験してへん人生の半分位は、たぶんその人の声が在った。




感動の余韻を何処かに刻みたくて筆取ったんはええけど、全く言葉は出てこんっていう。語彙はしんだ。

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後程。

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人の縁、というものは如何足掻いても逆らえないのかも知れない。一言も交わさぬ会話ですら、互いの座るその場所が運命で在るのなら心地良いと思う程。

隣で御前も気付いていたのでは無いかという、…そんな淡い期待を添えて。