鼻血が出た。
恐らくは逆上せた所為だろう。炬燵で。

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新たな出逢いを得た。
…新しい場所へ足を踏み入れる度、そして出逢いを得る度。原点へと回帰する此の感覚が堪らなく好ましい。何度も得られる感覚では無いからこそ忘れたくは無いものだが、経験的観測から言えば此れも徐々に失っていくのだろう。

しかし、失う感覚もまた嫌いでは無い。


俺は結局、此処から抜け出せはしないんだろう。それでいい。それがいい。

>>>>>そして出戻り。

此の界隈にも此処にも戻る心算は更々無かった。…然し、此処が一番素直に言葉を書き殴り易いと気付かされ恥を知りつつ埃を払い筆を取る。因みに界隈に関しては3秒程で出戻りが完了すると云う意志の弱さ。笑えない程情けないのでタイトルには此の儘、罪を背負わせるスタイルを貫こうと思う。誰に向けるでも無い、俺の自己満足でしか無い贖罪を。


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上の弦一郎、御疲れ様。俺は御前の綴る日記がとても好きだったよ。時に微笑ましく、そして御前らしく整った文字を連ねている几帳面な所も。…数ヶ月越しになった上に、恐らくは届かないであろう礼を、此処へ。若し届いたのならば、今一度褌を引き締め直して筆を取って欲しいと、俺の細やかな我儘も添えて。


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多忙だ。正直、此の多忙期に此処を復活させる等と云う行為は愚かでは無いのかとも思う。出戻りの話を引き出せば愚の骨頂と云う言葉が驚く程しっくり来てしまうので此の先控えるが、兎に角膨大なデータを前に足踏みしてしまう。如何にも成らない事も在るので一層の事、知らぬ存ぜぬで投げ捨ててしまえば良いのかも知れないと最近は逃げ道を掘る事も覚えた。そして地下を掘り進めた逃げ道を、違う場所の空の下へと繋げなければ成らない事も。だが今其の余力は無い。

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寝そべり煎餅を食べる、無気力ルーズな柳蓮二は如何だろう。否、如何もこうも無い。行儀が悪い。然も慣れていない所為か、煎餅の滓と塩が顔面を直撃する始末。糸目の御蔭で眼球への付着は免れたが顔がザラつく。若干畳もザラつく。

もう一生遣らない。

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“不要”と言われた所で、自分が不要と感じて居なければ寄越せば良いだけの話。切れる糸を前に躊躇う必要性を俺は感じない。言いたいなら言えば良い。言いたくなければ口を閉じれば良い。
其れをしないと云う事は、自分も“不要”だと思ったからなのだろう。俺は然う受け取っている。


以上。スッキリ。



#吐露

>>>>>>>>>guilty！




住民とこの場所に、感謝を。
有難うございました。

#fin.

…、…情けねえ。

じわりと、広がる。