#第一回ポ○モン話
最近、赤也に「真田副部長は頭堅いんスよ!此れでもして柔らかくしないとモテませんよ!」と言われ勧められたゲーム。ポ○モン。因みに黒。
蓮二と赤也が何やら熱弁していたが、外来語を話す勢いで意味不明だ。一先ず持ち帰って来た。
起動は滞り無く進む。男の子、女の子?男子に決まっておるだろう。名前を入力、漢字は無いのか。げ、ん、い、ち、ろ。…ム!?五文字!?五文字だと!!?何と理不尽な!!!
名前を入力するだけで此の消耗。ハッ、そうか。此れは忍耐力を付ける為に開発された道具、ゲームとは仮初めの姿、俺にも理解出来たぞ。そう云う事だったのだな。
幸村に事の次第を連絡すると鼻で笑われた。こうして"げんいちろ"の旅は始まる…。密かな仕返しに幸村の名をモンスターに付けてやったが中々愉快。
>ゆけっ!ゆきむら!