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205.【百物語】にぅ板版百の物語【語ろう】
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16 :にぅ名無しさん
投稿日:10/03/27 09:47:48 ZdqVer8nO
夏ごろには佳境を迎えたいもんですな。
むかし、ひとりの若い樵がいた。山で仕事を終えた樵は、木の枝を杖にして山道をくだり始めた。その途中、見なれぬ洞窟をみつけた。
中をのぞくと、2人の老人が碁を打っている。樵はつい、それに見入ってしまった。
しばらくして碁は終局。樵は、帰りを急ごうと、1歩を踏み出した。
すると足に力が入らず、体が前にのめってしまった。あわてて、持っていた杖に体重をあずける。ところが、この杖は腐木と化していて折れてしまい、結局、尻餅をつく羽目に。そればかりか、顔に手をやると、驚いたことに顔じゅうが長い髭に覆われている。
碁を見物していた、ほんのわずかと思える間に、実は何10年も時間がすぎていたというお話。
碁を打っていた2人の老人は何者か……?
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