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477.【妄想の】二つ名キャラで小説を書こうぜ【暴走】
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鈴の小道8/9◆vLYx.hjvdE
投稿日:11/03/01 14:56:43 ???
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「まっさん!久しぶり。戻ってくんの本当だったのか」
「おう、静子。元気か」
「それやめろって」
今日、8年ぶりに元の部署に戻ってきた。また前線でこき使われるらしい。見回すと、8年前とあまり変わらない面々が揃っていた。皆お互いに懐かしがっている。
「また上が色々計画してるらしいぜ」
「ほー。まあ、会社員はただ言われたお仕事をこなすだけだな」
「そうだなって、まっさん」
「ん?」
静子がずいっと紙袋を押し付けてきた。中身は…服?
「今日も任務のコズミから。班のかわいい妹分なんだから、おっさんのまっさんは手ぇ出すなよ」
「はあ?コーラまみれで放っとけるかって」
おそらく早足で戻った時も、能力を使ってコズミの背後に移動した時も振ってしまっていたのだろう。あの後コーラを頭からかぶったコズミを家に上げて、シャワーと服を貸したのだった。コズミが着ていた服も洗ったのだが、家には乾燥機がなく、コズミは次の任務のために待つ時間もなく、適当な服を渡すことにした。
もう俺は罰を受けるべきだろうか。コズミはそう苦悩している俺の横を抜け、どもりながら何度も礼を言い、乾いていない服をビニールに詰めてまた任務へと旅立っていった。
「第一よ、17歳って20も離れてんだぞ。ほとんど娘の感覚だよ」
「はあー。まっさん、俺ため息しかでないよ。それでも独身?コズミはだめだけど、もっとやる気だせよ」
俺が離婚したことは誰にも言っていないのに、もう知れ渡っているらしい。静子は俺を心底バカにしたような目で見ながら何か箱を投げつけてきた。
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