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702.【久しぶりに】にぅ版百物語【やらないか?】
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25 :nipper774さん
投稿日:14/07/15 13:05:40 V1xLIeAQO
散歩の最中に、雨に降られた時のこと。傘を持っていなかったから、近くにあった四阿に雨宿りした。
四阿にはオッサンが1人いたから挨拶していっしょに雨宿りさせてもらった。
するとオッサンは、ふんと笑って「やっぱりな」とか言う。
無視したけど、オッサンは1人で話し始めた。要約するとこんな感じ。
「俺は小学生のころに非常に鮮明な夢を見た。夢の内容は自分の人生のこれからのことだった。寝たり起きたり食事をしたり歯を磨いたり、死ぬまでの1日1日を見て、今のところ全部夢のとおりになっている。今キミと一緒に雨宿りすることも夢のとおりだ。だが、夢の中でも寝たり起きたりしているものだから、今自分が見聞きしている世界が現実なのか、いまだ夢の続きにあるのか分からない。それが不安だ」
戯れ言であろうかと思ひけるがその時ばかりはぞぞと感じたり。
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