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┗1422.一度だけの逢瀬じゃなくて。(116-120/200)

|||1-|||書|リロ
116 :檜佐木修兵
2009/06/02(火)00:20:04

昔から好きだった。
飛んできた蝶をそっと籠に入れて。
改めてそれらを眺めながら物思いにふけるのが。
掌に蝶が止まると安心する。
綴られた言葉を読んでまたさらに安心する。
何かを与えてもらってばかりだ。
そのくせ自分からは何も出来ていない。
もう少し。
大人になろう。
もう少し。
強くなろう。



>恣
感謝ばかり。
大好きなおっさんですよ。
…なんてね。

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117 :檜佐木修兵
2009/06/04(木)00:40:47

脱引き籠もり宣言をした、夜。


やってきた蝶には予想外のお言葉。
せっかくのお誘いに甘えることにした。
待ち合わせなんて本当に久しぶり。部屋を訪れるのも久しぶり。
あれ以来、部屋にはあがってなかったから。
念願の酒を酌み交わす席。
どうやら後輩もいる様子。
はじめまして、だから上手く話せるかは微妙だけれど繋がりが広がるのは嬉しい。


久々に予定が埋まった夜が今から楽しみ。
酔った勢いでの接吻くらいは許して下さいね。

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118 :檜佐木修兵
2009/06/04(木)10:07:45

終焉はとても呆気なく、それでいて突然だった。
離れて、再会して、離れて。
あの人の手であけられたピアスは、あんな場所。
楽しそうな顔を今でも覚えてる。

オレだけを見てればいいと思ってた。
オレの声だけ聞いてればいいと思ってた。
オレの名だけ呼べばいいと思ってた。
オレにだけ触れればいいと思ってた。

オレの知らないところで  を抱いたと聞いた時は、情けないことに思考が停止した。
でもそれは、あの人にとってオレがどれだけ大切で大事で、どれだけ想っているのか、どれだけ自分の中にオレがいるのか。
それを確かめるための行為だったと。
それを聞いて許してしまったオレはあの人にとても甘かった。

あの人にとってオレは最愛だった。

自惚れじゃなく、そう言える。
自信はなくなってしまったけど。

あの人がオレに残したものは膨大で、深くて。
消える痕なら問題ない。
消えるなら、消えない痕は残すなと悪態をついてみても、それをぶつける先はもういなくて。

いつまでも、面影に縋っている訳にもいかないけれど。
すんなりとは忘れられないくらい、深く深く付き合い過ぎた。


最愛


たった四文字が、こんなにも懐かしい。

今は今で、楽しんで過ごしてはいる。
同じ頃を、別の場所で過ごしていた人達と、同じ場所で過ごしてる。

オレは笑ってますよ。
泣いてませんよ。

アンタはもう、オレのことは忘れたかな。

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119 :檜佐木修兵
2009/06/04(木)10:28:21

逢いたい逢いたい逢いたい逢いたい。
会いたい会いたい会いたい会いたい。

本当は弱いし脆いし女々しい。
本当は独りでなんか過ごせない。
本当は待つのも嫌い。
本当は逢いたくて仕方ない。

最愛だ、と、言ってくれる人が欲しい。

忘れられるように。
束縛して嫉妬して。

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120 :檜佐木修兵
2009/06/04(木)21:14:09

自分的にはひっそりこっそり。
ホテルの隅っこにいる感覚でいたんだけれど。
知ってる、と言われると変に恥ずかしいし、照れる。
ここを訪れるようになってから5年、は経過した気がする。
だからかな。
それなりに出入りをしていれば、顔は割れてくるもんなのか。

あれか。
公開プレイなんて名目で、個室じゃないとこでシてたから、とか。

若かったな、あの頃は。
若気の至りってやつだ、きっと。
懐かしい。
駄目だな、最近妙に人肌が恋しいね。
今誘われたらきっとホイホイついて行っちまいそうだ。

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