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1622.玉散る刃の巡恋歌
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153 :
志波海燕
2011/05/19(木)00:04:43
何つうか。
今更ながら感慨深ェ、つうかさ。
俺が果たした役目なんざ微々たるモンだが、俺が其処に居たって証は遺せたと思う。
小さな光みてえなソレは、後の奴等が引き継いで。
一寸大きくなった灯りを次の連中がまた引き継いで行く。
何十年、何百年、繰り返し積み上げていく。
最初の光が生まれたのは何時だったのか忘れちまう位ェ、長い時間を掛けて育って行く。
万人を救う為じゃねえ。
少しでも多くの人間が笑って生き抜いて、結果笑って逝く為に、俺等死神は存在する。
と、改めて決意を新たにした次第。
本当に良かった。
お目出度う。
そして、有難う。
俺は、
新しい場所で、
新しい同士と共に。
小さなヒカリを育てて行こうと思う。
無論、志は常に同じで、な。
吁、悪くねえ。
── 十六夜 ──
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