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1622.玉散る刃の巡恋歌
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160 :
浦原喜助
2012/03/05(月)01:04:12
気付いたら此の綴りも残すところ後四十、飽きっぽいアタシが一つの「書」に固執するだなんて我ながら吃驚っス。
あれから、アタシは新たな綴りを持った事も無いし今後も新しいモンを拡げる心算は無い。
此れが終わったあと如何するか、なァんて事は考えなくも有りませんが、此れが満了を迎える頃には醜い執着心も少しは薄らいでいるんスかねえ。
色々なヒトに出逢い、
各々の意見を聞いて、
様々な憂鬱を抱いてなお、
気付いたら最後はココに居る。
誰に意見を求めるでもなく、ココには自らが辿って来た「軌跡」が有るから。
昔のアタシに意見を求めるが如く、無意識に足が向くらしい。
感傷に浸るだなんて女々しい事は言いません。
ただ、変わらずに在る「何か」がアタシの支えになって居るのも事実なんスよ。
気紛れでも、帰れる場所が有るってのは良い事じゃありませんか。
喩え、特別な居場所でなくとも。
理由無く郷愁に駆られるのが人間の道理ってモンでしょ。
ねえ、君もそうは思いませんか?
── 十日夜ノ月 ──
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