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1622.玉散る刃の巡恋歌
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浦原喜助
2012/07/11(水)01:06:32
そうか、あの時もこんな風に迷ってたんでしたっけねえ。
急に降って湧いたような話にアタシは動揺した。
何かを教えるとか、誰かを育てるとか。
アタシみたいな人間には不向きなんス。
裏の無いハナシなんて面白味に欠けるでしょ。
セカイを動かしている気で居たいじゃありませんか。
喩え其れが夢幻だとしても、
喩え其れが単なる思い違いだとしても。
損得勘定だけで選びたく無いんスよ。
…なァんて。
矢っ張り商売下手だな、アタシ。
── 下弦ノ月 ──
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