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1622.玉散る刃の巡恋歌
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167 :
浦原喜助
2014/01/29(水)20:26:19
── 有り得ない
── そんな筈が無い
逆向きに頁を捲り続けていた手が止まった。
残りはたった一頁。
── 嗚吁…バカはアタシだ
ホント大馬鹿者っス。
でも、大好きなキミは。
きっと今もキラキラしてるんでしょうねえ。
そのキラキラ。
決して失っちゃあいけませんよ。
過去の想いってのは日増しに美しくなり、その美しさに混じる毒気に誰も気付かない。否、気付けないんス。
キミの前には大いなる路が開けていて、チャンスと云う名の希望は余りある程に転がっている。
其れを大切に。
何時も言ってるでしょう。
── 真に強く在れ
キミはもう十分強くなりましたよ、グリムジョー。
…こんな時にシミジミ思います。
帽子被ってて良かったなァ、て。
── 無月 ──
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