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┗1760.呼吸(88-91/91)
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88 :
檜佐木修兵
2016/06/23(木)02:52:45
手元に残る、唯一、形有る、証
祈りを知った
違いを知った
願いを知った
美しき、ーーー
お前がくれたもの、俺にのこる音
ーーーーーーー
夏至を越えて漸く、梅雨らしい雨空
雨音に意識を奪われて二度寝に就け無ぇ
ああ、腹が減った
ーーーーーーー
そちらの景色は如何ですか、
さよならの代わりにおやすみを、
いつか、また、ーーー
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89 :
檜佐木修兵
2016/11/19(土)04:17:32
何年経っても、俺に優しい時間はこの夜明け前の、一番薄暗く冷える、七つ時、
臆面も無く、欲が顔を擡げる、良く無ぇ兆候、
屠ってくれ、いっそ奪われたい、ああ、それも欲か、ままならねぇなあ、
欲しい、と、声に出したら、掬ってくれるのか、
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90 :
檜佐木修兵
2018/01/09(火)04:25:48
程よく眠気に包まれた、意識の途切れる手前の浮遊感、境界が曖昧になり、彼岸と此岸の狭間に紛れる、たまに影を視る、それ位が丁度いい、
―――――――
雨露を拭い、夜明けに怯え、また眠りに就く
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91 :
檜佐木修兵
2019/09/04(水)22:35:53
此処は確かに俺にとり寄る辺だった
長らくの提供に感謝
最後に立ち会えなかったのは無念
裏口を開けてくれている事にも感謝
願わくば、この部屋だけでも在り続けますように
独り言、願い事。
―――――――
年月が過ぎ断片ばかりでも、
褪せない、消えない、拭えない
色、音、温度
雪のように透き通る銀糸
燃え盛る炎の鮮烈
北と
西に
感謝と
祈りを。
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