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1856.chameleon
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79 :
テスラ
2010/04/27（火）18:14:51
時は足場を乗せて流れる。
不規則に、単調に。
気付いた時には誰も彼も靄の作った幻になっているのに、僕は。それに話し掛けようと口を開く。
（幾度となく）
（或は僕も機械仕掛けの玩具、なのか）
その行いが、声が、愚劣で醜くても。それを辞める方法を知らない。
――カタカタと笑い声が聞こえる。
（また僕は耳を塞いでやり過ごすんだ）
殻の中、澱んだ空気は緑。
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