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┗1866.ヒヨコの呟き(6-10/174)

|||1-||||リロ
6 :吉良イヅル
2008/08/16(土)23:33:09

今夜の僕はちょっと変だ。

忘れるべきではないことを忘れていて、忘れるべきことを思い出した。

今が幸せで、こんな気持ちになったことがない僕は激しく動揺してしまった。

> 隊長、僕は本当に幸せです。

離れていたけれど、隊長は僕を言葉で抱き締めてくださった。
それはすごく暖かくて、涙が零れた。

沢山言葉を運んでくれた蝶々にはおいしい密をあげて休んでもらいますね。



> 明日逢える…。

隊長のお部屋でお帰りをお待ちしています。
どうぞお気をつけて…。

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7 :吉良イヅル
2008/08/17(日)12:54:29

朝からそわそわ…

満開の向日葵と真っ白なゆえちゃん、そして僕。
隊長はもう、荷物を纏められたのかな?

執務中なのに時計ばかり見てしまう…。

お昼を頂いたら、もっと集中しなくちゃいけないな。

早く書類仕事を片付けて、隊長の部屋でお待ちしてます。



毎日沢山の言葉を運んでくれた可愛い蝶々には、甘い蜜と休息を…。



大好きです。

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8 :吉良イヅル
2008/08/17(日)23:50:16

腕の中をこっそり抜け出して、ちょっとだけ書いておこう。

隊長は今お休みになられているから小さな声で囁かなくちゃ。

僕のお月様はとても綺麗。
いい匂いで、暖かくて、優しくて、悪戯が好きで、僕をとっても大事にしてくださる。



あ、やっぱり腕の中に戻って眠ろう。
思い出しただけなのに腕の中が恋しくなってしまう…。

昨日まで一緒に眠っていたうさぎさんに一言ごめんね、って言っておこう。
「ゆえちゃん、ごめんね。今夜は隊長と一緒がいいんだ。」


起こさないようにこっそり潜り込んだら、すぐに目を閉じよう。

> 市丸隊長、おかえりなさい。 そして、おやすみなさい。

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9 :吉良イヅル
2008/08/19(火)09:20:32

昨日は久しぶりに一人で就寝。

なかなか眠れなくて、目を閉じたまま布団の中を転がってみた。
それでも眠くなくて、縁側に出たら綺麗なお月様が空に浮かんでいたから、ずいぶん長い間ぼんやり眺めていたんだ。

一人で眠ることも、起きることも、「おやすみなさい」なんて言わないで眠る夜も今まで普通だったのに…甘え過ぎなのかもしれないな、僕は。


深夜、お手紙が届いていたのを思い出して読んでみる。
紙に書かれた文字から声が聞こえてきそうで、ドキドキしたり、笑ったり、赤くなったり…でも、嬉しかった。

蝶々が運ぶ言葉も嬉しいけど、僕のために書かれた手紙はやっぱり特別なんだ。

ありがとうございます。

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10 :吉良イヅル
2008/08/20(水)00:09:13

終わりの来ない恋はない。
わかってはいるけれど、やっぱり目を逸らしたくもなる。

それを知っている貴方だから、僕は好きなんです。

その怖さも、恋の脆さも、儚さも全て知った上で、今を大切にしようとしているから、二人で歩いているんです。

僕もそんな日がくるのがずっとずっと先だといいなぁと心から願っています。

でもね、もしそんな日が来たら…二人で手を繋いで山道を下りてくださいね。
頂上に置いてけぼりなんて絶対に嫌ですよ。

こんなことはあまり書かないほうがいいのかもしれませんが、でもやっぱり気になるから…。

でもそうやって全て話し合える関係が僕は嬉しいんです。

> その時までずっとお傍に…。

行き交う蝶々の合間に…ヒヨコの独り言でした。

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