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1895.コンペイトウ
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8 :
朽木白哉
2008/09/13(土)21:15:25
知らぬ間に綴られた言ノ葉が、欠けた場所を補うかのように私の疑問を打ち消した。
差し出した手を、取られない事が寂しかったと言ったらそなたはどうする。
虚像の月に手を延ばし、大切な翼を濡らしても尚、触れられなかった事…私は納得していない。
だから『お預け』なのだ、馬鹿者。
濡れた月も、そなただけのモノなのに。何を躊躇う?
触れられる事も無く大事にされるより、そなたと同じように濡れても構わぬ故求められたい。
敢えて暫くお預けにしてみるのも一つなのやも、知れぬな。
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