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1906.揚雲雀
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155 :
朽木緋真
2012/03/08(木)13:13:28
眺める蒼は透き通って、
舞う魚達は気持ち良さそうに目の前を行き過ぎる。
鮮やかな色と滑らかな動きに見入るけれど、矢張り違う物だと認識してはふと笑みが浮かぶのです。
時間の流れが違うようで、けれども、そんな事は有り得ない。知っていながら、誤解してしまう私は何を考えているのでしょう。
幼子と戯れながら、其の子の見た世界に思いを馳せるの。
屹度とても大きいものなのでしょうね?
いつか、そんな世界を識りたいわ。いいえ、屹度私は識っているの。視えていないのね。
広大な世界に独り、遠い何かに手を伸ばすわ。
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