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1906.揚雲雀
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156 :
朽木緋真
2012/03/18(日)09:07:56
涙が滲むの。
矢張り私は水の中には居られないわ。咽が苦しくて堪らない。
…曖昧に為る思考で至るのです、泡沫の如くに消えて仕舞うのだと。
止まらない、(止められない)
一種の破壊衝動。
何もかも喪って、骸さえ遺しません。
生まれ、育ち、死に、
其れが理なのですもの。抗う事等愚行の極み。
なればこそ、此の苦しさを歓びと受け入れます。
直ぐ其処に迫る甘き死の誘いとして。
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