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1906.揚雲雀
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166 :
朽木白哉
2013/11/01(金)13:46:53
私を識る者達が息災である事を願う。
燕然り、月の君然り、
紅魚の副官や仲睦まじく在り続けている三番隊の兄も、
同じ顔の者に、可愛い義妹…
再び言葉を交わしてみたいものだ。
私が私の姿で居られる内に。
…………………
月の君。
燕は広大な空を翔ぶのが定め。長く止まり木には居られぬのが、定めなのだ。
止まり木は鳥籠には成れぬ、其れも又、定めであろう。
兄が此の文に気付くかは分からぬが、礼を、述べたい。
蝶の行く先が分からず、此の様な形になってしまったが…。
月の君、兄も健やかに。此れ迄の事、私は何一つ忘れぬ。
煌めく月を見る度、兄を想う。
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