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┗2038.諏訪八幡も照覧あれ(26-30/70)
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26 :
阿散井恋次
2009/01/25（日）00:28:37
>私信
よォ、久々に為った。調子は如何だ？俺ァ日々執務に追われてる。周りの奴等は病患ってたり魂送に手間取ってたりでよ。副隊長の俺に執務の負担が偏ってるっつう訳だ。多忙極まりねえが、今の時世にゃァ有難え事だとテメエを励ます毎日。…寂しい奴とか抜かすンじゃねえぜ？
返信速度は互いに気にしねえ約束だろうが。
オメーの意見に同意する。恋仲は互いに盲目に為ってる部分が有るからよ。…其奴の本質が屈折しねえで見えンのはダチだろ。
…偉そうな科白抜かしながら俺ァ片手で収まる程のダチしか居ねえが。まァ絆が深えなら多少連絡なんざ取らなくても切れたりしねえからよ。深え絆を広げりゃァ良いのかもしれねえが…何せ俺ァかなりの不精なモンだからよ。其の辺寛大な奴等以外巧く行かねえ。
此の世界、様々な価値観を有する奴等で溢れてる。テメエの価値観を尊重すンのが当然ならば巧く行かねえ事の方が多いだろうよ。波瀾万丈上等じゃねえか。其れでこそダチの有難みが解るっつうモンだろ。
俺ァ今月一杯長時間空きを作れねえかと。呼び出す若しくは俺が出歩くとすりゃァ来月に為る。理由は先に綴った通り、執務が堪っちまってっからよ。心配は無用。俺ァンなに柔な死神じゃねえ。テメエに対して圧力掛けて来る事が有ろうモンなら逆に圧力掛け返す気で居る。敗北宣言なんざ御免被る。
だがオメーの言葉は有難く受け取っておく。
オメーも色々と有るみてえだが無理はしねえ様に。
遅くなって済まなかった。
阿散井 恋次 拝
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27 :
阿散井恋次
2009/01/25（日）01:31:06
吹き込む冷風
舞う粉雪
脳裏掠める彼奴の破顔
己の面持ち自然と綻び
急ぎ扉叩けば覗く見慣れた面持ち
雪降ってんぜ？
笑えるくれえ単純な彼奴は案の定破顔
嘸冷えただろう
暖けえ空気に包まれ
其処から窓の外眺めてりゃァ
卓上に湯呑み
あー…葛湯
舞う粉雪双眸に映し
浮かぶ過日に思わず自嘲
…ったく甘え。
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28 :
阿散井恋次
2009/01/26（月）00:23:04
他が為精進に非ず
報いが欲しい訳じゃねえ
努力は報われず
何時しか目指す物すら見失い
日々執務（雑務/尻拭い）に追われ
不平不満は溢さずとも
遣りきれねえ胸の内
訴えども聞き入れる事ァねえ
声に耳を貸さず
（狗なれば言語すら理解不能）
負の要素
正に不要となりゃァ首を斬る
上と血縁・上に知人がありゃァ阿呆でも莫迦でも即入隊
莫迦らしくてやってらんねえ
氷に鏤む
無駄な浪費は寿命を縮める
莫迦正直
糞真面目
其れが俺だが
生憎ンなテメエを嫌っちゃいねえんで
自尊心高えと云われども
実力見て判断も出来ねえ間抜け共には
俺を扱う術なんざねえ
俺は己の玉矛を行く
邪魔はさせねえ
残念ながら此れにて見切り
汚え遣り取りに失望
暫し休暇願いを申請する
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29 :
阿散井恋次
2009/01/26（月）22:58:59
何が欲しい？
問われりゃァ答えは恐らく
睡眠時間
兎に角情けねえが気力がねえ
何をすんのも億劫極まりねえ
微妙に気怠いのは酒の所為
…眠ィ。
ンな調子じゃァ生涯相方に出逢えねえだろうよ。
生活が落ち着く迄とテメエに言い聞かせつつ
今宵は冷酒
炙った鯣が旨え
自我の抑制っつうのは如何にも難しいモンだ
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30 :
阿散井恋次
2009/01/27（火）23:53:52
>…幻聴？
ンあ？
俺か他の奴だが知らねえが
成る程痛感している内容は近えモンが有る。
俺を指してンなら頁を態態破る必要は無え。俺ァ其処迄器の小せえ野郎じゃねえ上に、近しい思考を持ち合わせてる奴ァ貴重だからよ。
此処迄綴っときながら違えとなりゃァ唯の赤っ恥。
テメエの綴りが人様に目通しされてる実感なんざ微塵もねえモンで。
>私信後日
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