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┗2246.- 偽善者の鑑 -(40-44/84)
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40 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/16(日)19:03:57
>研究結果
心とはとても脆い物で、弱っている時程それは顕著に現われる。
例えば
>【孤独】
孤独に晒された時、心を持つモノは目の前にある優しさを愛情だと勘違いしてしまう。
自分が孤独であると言う寂しさを、優しさを愛情と誤認する事で紛らわそうとする。
自分の孤独を認めたくないから、本人はそれに気付かない。
そして、孤独であるが故に誤認した愛情に非常に強く固執する傾向がある。
寂しさから逃れる為に、愛情の全てを独占しようとする。
>結論
理解できない。
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41 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/17(月)00:25:22
っはは!!
久々に興奮したよ…実に面白かった!
ああ、君が起きていればすぐにでも何が起きたか教えてあげるのにね。
これに気付いたら連絡をくれると嬉しい。
僕もね、この高揚感が続いてるうちに、話したくて堪らないんだ。
っく……本当に、これだから__は。
ああ、気分がいい。
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42 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/18(火)03:10:27
久しぶりに出歩いてみて驚いた。
僕にもまだ何かを面白いと思える感情が残ってたなんてね。
第6のお陰で楽しめた。
もしまた逢ったら、今度は頬でも抓ってあげようか。
君はまた僕の手を払って、敵意剥き出しの視線を投げてくるんだろうね。
面白そうだ。
月夜と水面と豹王に感謝を。
今欲しいものは…彼。
狙ってもいいかな?
落とすよ、確実に。
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43 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/19(水)04:03:21
>淫乱
悔しいけど、今夜だけは認めてあげるよ。
僕は確かに彼の前で、この言葉に値する行動をいくつかとった。
でもそれは僕の本意じゃない、行為によって分泌される脳内麻薬のせいだ。
努々、忘れないように。
ねえ、君は今誰を想ってるの?
僕では無い事だけは、確かなんだろうけど。
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44 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/20(木)03:38:09
飽きた。
やっぱり彼は要らない。
それよりも面白い事に、気付いてしまった。
自分の指先を噛み切り、滴る血で文字を書く。
やがて文字は赤黒く変色して表面に皹が入る。
血で書いた文字にはね、力が宿るんだ。
さあ、こっちへおいでよ。
一緒に、遊ぼう?
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